ETF(上場投資信託)とは?定期購入の仕方

投資

ETFは日本語にすると、上場投資信託になります。

僕は、ETFが好きなので紹介したいと思います。


概要

上場投資信託という名の通り、上場されている投資信託になります。

投資信託は、投資のプロに任せて運用してもらうという商品になります。
利益がでれば配当金として支払ってくれます。商品自体の価格も変動します。

投資信託への投資1つで、プロが多くの銘柄から選択してくれるので、
少額の投資でも幅広くの銘柄に投資ができるという商品になります。

ETFが投資信託と何が異なるかという事なんですが、上場されているので株式と同様という事になります。

証券会社に売買手数料を支払って購入します。
銀行とか販売会社から購入できません。
販売会社がないので、投資信託と違って販売手数料が不要になります。


運用資産

運用の世界では、運用資産額が大きなファクターになります。

世界の運用資産トップの3社の企業を調べてみました。

企業運用資産日付
ブラックロック7.81兆ドル2020/09
バンガード5.3兆ドル2020/03
ステート・ストリート3.05兆ドル2020/06

日本トップの時価総額の野村証券さんで、預り資産104兆円(2020/03)との事でした。

正直ETFを購入するなら、ブラックロック,バンガード,ステート・ストリートの3社だけから購入するのが良いと考えます。


GAFAM

GAFAMって、ご存じですか?

Google
Apple
Facebook
Amazon
Microsoft

この5社の頭文字をとって、GAFAMでガーファムとかガファムとかて呼びます。

この5社の時価総額の合計で、東証一部上場企業の時価総額の合計を上回ります。

この5社がダメになると思いますか?
僕は、GAFAMは世界の牽引役を担い続けると考えているので、GAFAMを含めた銘柄に投資したいと考えています。


株価の推移

取得できるスパンが異なるのですが、Googleのファイナンス画面で日経平均株価とダウ平均株価の最大期間でのチャートを表示します。

日経平均株価もダウ平均株価も上下しているのですが、
日経平均株価は、5,000円と30,000円の間のスパン(縦軸)で上下しています。
ダウ平均株価は、長いスパン(横軸)で見ると右肩上がりに成長していると見れると思います。

この右肩上がりに成長しているという事は、長期投資を行うに当たってとても重要になります。

GAFAMが成長しているという事だけでなく、この成長があるためアメリカへの投資をおススメしたいと考えています。

株価が上がっているという事は、どこかでバブル崩壊が起こるのではないかと思われると思います。

売却するタイミングで暴落が起きると困るのですが、暴落が起きてもそのうち元の株価以上のになると考えています。

なぜかと言うと、

  • アメリカ人は50%以上の人が投資を行っている
  • 日本と違ってインフレが大きいので、時価総額が上昇する事が期待できる

と考えています。

コロナショックでは半年程で元の水準に戻りましたが、リーマンショックでは元の水準に戻るまで3年ほど掛かっています。
しかし、現在ではリーマンショックの前以上の株価になっています。
資産として目減りする事もあると思いますが、売却する予定のない長期投資であれば気にする必要はないと思います。

長期投資を行うのであれば、右肩上がりに成長する事が期待できるアメリカへの投資は最適だと思います。

ただ、為替リスクが読めないので売却する時に円高でない事を祈りたいです。


信託報酬

ETFは、信託報酬0.1%を超えると高いと思います。

上で紹介したブラックロック,バンガード,ステート・ストリートの3社であれば、0.1%を超える信託報酬は取らないと思います。

運用資産が多い会社であれば、少ない信託報酬の率でも大きなお金になるんですね。
運用資産が10倍になっても人件費は10倍にはならないだろうから、運用資産が多くなればなるほど信託報酬を少なくしても運用できるんですね。
運用資産が大きくて信託報酬の少ない銘柄に投資がしたいですね。

買いたい銘柄

アメリカの大企業に投資するS&P500とは
投資を始めたら、S&P500というものを耳にするかなと思うのですが、よくわからなかったりするかと思います。S&P500について簡単に説明してみたいと思います。

S&P500を挙げているので、S&P500の記事を書いてみました。


ブラックロック

銘柄説明手数料
IVVS&P500に連動0.04%
HDVS&P500の中から高配当銘柄(エネルギー・生活必需品・ヘルスケア)0.08%

バンガード

銘柄説明手数料
VOOS&P500に連動0.03%
VTIアメリカの大企業・中企業・小企業の銘柄の平均に連動0.03%

ステート・ストリート

銘柄説明手数料
SPYS&P500に連動0.09%
SPYDS&P500の中から高配当銘柄(不動産・一般消費財・公益事業)に投資0.07%

ほかに買いたい銘柄

自分が死ぬまでアメリアが成長し続けるとは思えないという方もいるかと思います。

リスクも考えて、アメリア以外にも投資してアセットアロケーションを考えたいです。

VWO ・・・ 新興国株に投資(バンガード)

VEA ・・・ 日欧株に投資(バンガード)


そもそも株式は怖いと思われる方もいると思います。

AGG ・・・ アメリアの債権(ブラックロック)

GLD ・・・ 金に投資(ステート・ストリート)

債権は値動きは少ないですが、金は値動きが大きいです。

「有事の金」と言われる程、危機があると上がる傾向にあります。


余談

ブラックロック,バンガード,ステート・ストリートの3社のETFのみを購入するのが良いと言っておきながら紹介しておきたい銘柄があります。

インベスコのQQQというものがあります。

ナスダック100(アメリアのハイテク企業)に投資するものなのですが、GAFAMで4割になります。

アメリアのハイテク企業の伸びは目まぐるしくものがあります。

最近のアメリカの成長はGAFAMがずば抜けて大きいのでQQQの伸びも大きいです。

急激に伸びたので、高値掴みになる心配もあるかとは思います。

ETFの定期購入

ドルコスト平均法については別に記事を書いたのですが、要するに一括で購入するのではなく期間・金額を分けてリスクを減らして投資する手法になります。

ETFを購入するなら、毎月同じ金額で淡々と積立てる事をおススメしたいです。


ETFの定期購入の仕方

ドルコスト平均法を考えるとETFは定期購入を行いたいのですが、ETFの定期購入ができる証券会社は少ないみたいで。
SBI証券さんなら定期購入ができるので、手順を紹介したいと思います。


「外国株式 海外ETF」を選択します。


画面中ほどの「外国株式取引サイトへ」をクリックします。


外貨建商品取引サイトで「取引」をクリックして、「定期買付」を選択して「銘柄 or ティッカー」に購入したい銘柄を入力して「検索」します。


定期購入したい銘柄の「取引」の「定期」をクリックします。


■預り区分
 一般預り:自分で確定申告をして納税します
 特定預り:証券会社が代理で納税してくれます

■買付日選択
 給料日等を考慮して選択しましょう。

■買付方法・株数等の設定
 指定方法:購入する株数か金額を指定します
      ETFは投資信託の様に指定した金額ピッタリではなく、
      株価で購入するので金額で指定しても指定金額以下での購入になります。
 決済方法:ドルで購入するか・円で購入するか選択します
      円貨決済にすれば、購入するタイミングで外貨に換金してくれます。
      為替は変動するので、円高な時に換金しておきたいと思うと思いますが、
      僕は何も考えずに積立てたいと考えているので円貨決済にしています。


僕の設定している定期購入は、こんな感じになっています。

VTIは毎月5万円ずつ積立てたかったのですが、投資信託みたいに指定した金額での購入が難しいです。
現在でVTIは1株で2万円近くしているので、1株分ぐらい足したぐらいで購入にしています。


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