ロボット掃除機(ルンバ)のメリット・デメリットから導入の比較

節約

僕は、掃除が嫌いで年1回大掃除するぐらいでやらないので、ルンバを買ってみました。
半年程使用して感想、メリット・デメリットについて書いてみたいと思います。

概要

ルンバといえば自動掃除機として有名だと思いますが、便利そうだけどどんなものかわからないので購入に踏み切れないという方に参考にしてもらえればと記事を書いてみました。

ルンバで検索して見てもらっていると思うので、メリットだけじゃなくてデメリットについても理解してから検討をしてもらいたいと思います。


メリット・デメリット

メリット

  • 時間節約できる
  • 毎日掃除ができる
  • 狭い場所の掃除ができる
  • 部屋を片付ける習慣がつく
  • 外出先からでも指示・確認ができる

時間節約できる

なんといっても自動掃除機のメリットは、時間節約ができるという事ですね。
掃除の時間予約をしているので、家にいなくても掃除をしてくれます。

毎日掃除ができる

毎日時間になれば掃除をしてくれるし、
機械なので「体調が悪い」「気分が乗らない」なんて言わずに毎日掃除をしてくれます。

昨日取りこぼしたゴミも今日・明日には掃除してくれるので、一回手動で入念に掃除するより効率が良いです。

狭い場所の掃除ができる

狭い場所に入るルンバ

ルンバは高さが10cm程度のスペースに入れます。
掃除機だと家具を移動しないといけない様なスペースも掃除ができます。

外出先からでも指示・確認ができる

Wi-Fi経由でネットに接続しているので、外出先でもどんなコースで掃除をしたか等を確認できます。

ルンバの清掃コース

緑色が掃除したところで白色が掃除しなかったところになります。

障害物等で運転が停止したら連絡が来ます。
連絡来ても家にいないと何もできませんが。

ルンバからのヘルプ

部屋を片付ける習慣がつく

デメリットにもなるのですがルンバは物を避ける事ができませんので、部屋に物を置いておく事ができません。
床に物を置かない様に習慣つける事になります。
特に、紙を置いておくと食べられます!

部屋が片付いて、掃除のされた状態が維持されます。

デメリット

  • 隅の掃除ができない
  • 髪・埃を放置してしまう
  • 部屋を片付ける必要がある
  • 家具・家屋が痛む可能性がある
  • 配置する家具を選ぶ
  • 他に掃除機を用意しておく必要がある
  • 階段を登り降りできない

隅の掃除ができない

ルンバは丸い形状をしているため、角には入れません。
大げさにに言うと、「四角い部屋を丸く掃除する」という感じです。
定期的に隅は、手動掃除もする必要があります。

髪・埃を放置してしまう

髪や埃があっても、「どうせ明日ルンバがやるし。」て放置するクセがついたりします。

部屋を片付ける必要がある

メリットにも書いたけど、床に物を置いているとルンバは掃除ができないので、部屋を片付けておく必要があります。
掃除のラクをしたいと思ってルンバ買ったのに、毎日片付けをする必要があるという事で手間に感じるかもしれません。
書類・本・ケーブル・小物が落ちていない事を確認してから外出するクセを付けなくてはいけません
特に、重要な書類を床に置いて外出して破かれたりしたら困ります。

家具・家屋が痛む可能性がある

ルンバの製品にも依るのですが家具・家屋にぶつかって、先に道がないと判断して自動運行すると、ぶつかった家具等を痛める可能性があります。

配置する家具を選ぶ

  • カーペット等の軽い物を動かす
  • 狭いところに入れない
  • 高さのないところに入れない

等の制限があるため、

  • 自動掃除を諦めて手動掃除にする
  • 自動掃除できる家具に買い替える

ということになります。

ルンバは角を掃除できないので、家具を置いて角とか狭いスペースを作るのはオススメできません。

他に掃除機を用意しておく必要がある

ルンバは、

  • 狭いところに入れない
  • 角を掃除できない

欠点があるので、

先にホース状の隅を掃除する用の掃除機を用意しておきたいです。

小麦粉などの粉末をこぼしたという時にルンバはあまり役に立ちません。

階段を登り降りできない

階段を登り降りできないので、1F用・2F用と階毎に購入する必要があります。

ルンバを手に持って階段を移動して今日は1F明日は2Fとかすれば解決しますが、楽をしたくてルンバ導入するので階毎に導入したいです。

あと、階段の掃除もできません。


購入にあたって気になる事

本当に綺麗になるの?

あんなに小さな筐体で、ちゃんと吸引できるのか?
と心配になると思います。僕も半信半疑で購入しました。

購入して初回の掃除後にダストボックス見て杞憂だと感じました。埃・髪で一杯になっていました。
ダストボックスの写真は汚いので上げませんが。

週1回程度でダストボックスのゴミを捨てないといけない程度にはゴミを回収しています。
埃・髪を吸引できれば十分だと思えば問題ないと思います。

部屋ごとに導入する必要があるか?

段差を登るルンバ

部屋の数だけ購入する必要があるのか?といのは気になると思います。

どの程度部屋を跨げるのか?は購入する前に気になる点だと思います。

部屋を跨げなければ、今日はこの部屋、明日はこっちの部屋という具合にルンバを手に持って移動する等考えなくてはいけません。

ルンバのキャスター(入る)
ルンバのキャスター(出る)

段差があると車輪が出てきて段差を乗り越えます。
大体3cmぐらいの段差であれば乗り越えることができます。

家を建てるところならバリアフリーも考えて、段差のない家にしたいですね。

襖(ふすま)・畳(たたみ)

ルンバは障害物にぶつかって部屋の端を判断していると書きましたが、この挙動で気になるのが痛める・壊すだと思います。

比較的、耐久力がないの襖が気になって、ルンバ導入の気掛かりになるかと思います。

本体の全面はバンパーになっています。
バンパーが凹むと障害物があると判断して、それ以上前には進まなくなります。
襖に線が入ったり破れたりという事はありません。

襖に当たるルンバ
ルンバが当たった襖

車輪で畳の上を動くので畳痛めるのではないかと心配していましたが、それも問題ありませんでした。

障子はないのでわからないですが、襖・畳を痛めていないので和室でも大丈夫だと分かったのは嬉しかったです。

騒音

掃除機は夜間には使わない様にするぐらいには気になると思いますが、ルンバは壁にバンパーを当てて部屋の端を当てて判定しているとというのがあるので、隣の部屋に音が響く心配があります。

吸引力に関してはあまり強くないので、通常の掃除機に比べれば音は大きくありません。

ルンバは時間帯を決めて動作させれるという事がメリットであるので、昼に動作する様に予約しておけば問題はありません

バッテリー

充電式の電化製品で気になるといえばバッテリーの劣化が気になると思います。

家に居る時に何度も連続して使用してみたことがあるんだけど、バッテリー切れを起こしそうになると勝手にホームに返って充電終わると掃除を再開してました。

ルンバの一時停止

バッテリーが多少劣化した程度であれば、
掃除に掛かる時間は伸びるけど数年は保つと思います。

僕の部屋は2LDKなんだけど、だいたい1時間掛からないぐらいで掃除が終わります。
今のところその間にバッテリー切れは起こしたことはないので、そもそもかなりのバッテリー容量はあると思われます。

取扱説明書にも書いてありますが、バッテリーを劣化させない使用方法が記載されていて。

  • 定期的に動作させる
  • 充電を継続させる

毎日動作させろってことですね。長期で外出しているからと停止するのは避けるべき。

昔は、バッテリーを長持ちさせたければ極力0%まで使い切ってから充電しなければならないと言われていましたが、
最近のバッテリーは0%にする方がバッテリー寿命を縮めるんですね。


選定

型式

Roomba *(+)
といった形の型式になっています。

ゴミ捨て自動

型式の末尾に「+」が付いている商品はゴミ捨て自動になります。

充電ドッグにゴミを回収するパーツが付きます。

「+」の付けれる製品は3万円プラスのオプションといった感じです。
ただ、i3とi3+といった様に「+」のある製品ない製品があるモデルは、充電ドックが異なるだけではなく本体の構造が異なっているので、i3を購入してあとからi3+用の充電ドックを購入するという事はできません。

毎日掃除しているけど、本体のゴミ収集スペースが大きくないので週1回とかゴミを捨てないといけないので、あると便利です。

比較

s9Combo j7j7i3i2693
部屋数5部屋5部屋5部屋3~4部屋3~4部屋1~2部屋
吸引力40倍10倍10倍10倍10倍1倍
フローリング
カーペット
水拭き
特定の部屋を
清掃
特定のエリアを清掃
障害物を回避
稼働時間最大75分最大75分最大75分最大75分最大75分最大90分
自動再開
高さ8.7cm8.7cm8.7cm9.2cm9.2cm9.2cm
定価99,800円49,800円39,800円39,800円
定価
(ゴミ捨て自動)
186,780円159,800円129,800円79,800円

s9

スタイリッシュなデザインになっています。

大きな違いは、j7・i3・i2の4倍の吸引力になります。
部屋のすみ等までしっかりと掃除するという事に特化した機種になります。

フローリングより毛の高いカーペットを敷いているなら、この機種がうれしくなります。

ちなみに、音声認識で掃除したりします。

j7

他との違いは、障害物を認識して回避できる点です。
ルンバの欠点としてあげた部屋を片付けないと外出できないというデメリットを解決する機種になります。

イヌ飼っていると、この機種1択になります。
ルンバで最も恐ろしい事に、ウンココーティングという大惨事があります。
ルンバは直進して障害物にぶつかると次のコースに移るという挙動をしていました。
そこで、イヌがウンコをしているとウンコにぶつかって車体に付く事になります。
その状態で部屋中を移動すたためルンバはウンコを部屋中に撒き散らして行くことになります。
床にウンコを広げていく大惨事が起きて、ウンココーティングと呼ばれる様になりました。

ウチの子は、トイレしっかりしてるから大丈夫と考えられると思いますが、ウチの子もしっかりしていたけど歳をとってという事がありました。
1回でも発生してほしくない事なので、イヌを飼っていると障害物回避機能のあるj7一択になると思います。

Combo j7

単体で水拭き掃除ができるのは、Combo j7だけになります。
障害物を回避できるj7がカーペットとフローリングを判別して、フローリングだけで水拭き掃除をしてくれます。

i3・i2

初めてのルンバ導入なら、このあたりで性能を見てみるのが良いと思います。

i3・i2の違いは

  • 特定の部屋を清掃
  • 自動再開

が、i3にはこの機能がプラスされて1万円ほど高いといった感じです。

特定の部屋を清掃機能は携帯電話で指示を出すんだけど、ルンバを持って来て部屋の扉を閉じた方が早いので、あまり便利でもないかなと感じています。

ですので、自動再開機能がほしいかどうかが大きな違いになると思います。

注意点として、s9・j7より少し高さが高くなります。
上位機種に買える時は高さが小さくなりますが、上位機種からi3・i2に変える時はい今まで入れていた高さが入れなくならないかを確認したいです。

693

吸引力1倍の比較として基準の製品として紹介しています。

今、購入するならi2と同じ値段で性能が劣るので、型落ちでかなり値引きされているとかでなければ購入候補には上がらないと思います。

吸引力が低いからか稼働時間は長いです。


メンテナンス

ダスト容器は大きくないので、かなり高頻度でゴミ捨てを行う必要があります。
また、センサー等も多く定期的なメンテナンス・パーツの交換の必要があります。

本体の清掃

通知

ダスト容器がいっぱいになると通知があります。

ルンバからの通知

ダスト容器

この様にダスト容器の清掃をします。
ダストカットフィルターは水洗いできません。

デュアルアクションブラシ

パーツの交換

ロボットの状態を確認すると、交換時期の表示が見れます。
パーツを交換したら[リセット]ボタンをクリックして交換時期のリセットができます。

ルンバのメンテナンス状態

ダストカットフィルター

目に見えるゴミだけじゃなくて、空気中の小さなゴミも捕らえるためのフィルターです。

デュアルアクションブラシ

本体下部の吸引口のパーツです。

エッジクリーニングブラシ

ぐるぐる回ってゴミを本体の前に移動して吸引しやすくするパーツです。


ルンバの為の家具

ルンバが効率良く掃除するための家具がありますので、新規に購入する場合は参考にしてもらえればと思います。

  • 足付きの家具
  • カーペット

は、ルンバの為に選びたいです。

足付きの家具

足付きの家具は、下をルンバが通れて掃除できてオススメなのですが足の高さがたりないと掃除のできないデッドスペースになるので購入する家具を選定したいです。

ルンバの選定で高さを記載したのは、家具購入の為になります。

カーペット

フローリングに軽いカーペットを置いているとルンバに捲られます。

ルンバのカーペット掃除(悪い)

家に帰ってくると、毎回カーペットがこんな事になります。

ルンバのカーペット掃除(良い)

畳ならカーペットに画鋲刺したりできますがフローリングだと画鋲刺したりできないので、滑り止め等がないと困ります。

上の写真はこのカーペットなのですが、外出から帰ってきて捲られてた事はありません。



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